2023年の 中学受験 も終わり、ボイスにも ギフテッド や発達障害のお子様の、開成、麻布、渋幕をはじめとする「第一志望合格」という嬉しいお知らせが続々と届きました。

そして、今年(2024年度受験)も、そろそろ本格始動の季節に入り始めました。

発達障害やギフテッドのお子様の受験

ギフテッドや発達障害のお子様の受験は、合格したからと言って登校できるとは限りませんので、慎重さが求められます。

特にギフテッド2Eのお子様や発達障害のお子様の場合、安定した勉強量を確保することが難しいので、受験自体も大変です。

入試自体も連日になりますので、当日体調不良で受験ができないこと、また全く本領が発揮できないこともあります。

ボイスでは、5月~夏にかけ、6年生のご相談が増え、受験期、合格発表後、入学後の学校生活まで親御さんとお子さんのサポートをさせて頂いております。

私立校の難しさ

中学受験をする上でまず知っておいて欲しいこととして、私立校はオリジナルプリントを使う学校が多く、体調が安定しないお子様の場合は欠席をすると授業についていけなくなってしまう可能性があります。

また、出欠席の厳しい学校では高校への内部進学ができなくなる場合や、成績不振により内部進学ができないケースもあります。

中学受験では、テキストがあり問題集がありますので、欠席をしても特に問題はありませんが、私立校の場合はテキストを使わない学校も多くありますので、おやすみをした場合に家庭でのフォローがしづらいという点、またプリントをなくしてしまう子も成績不振に陥りやすいという問題があります。

その他にも、安定して家庭学習の時間をとりづらいお子さんの場合は、私立校の進度の早さについていけなくなることもあります。

また、私立校は少しサポートの必要なお子様が集まりやすいということから、人間関係のトラブルに巻き込まれやすい子は巻き込まれてしまい登校が難しくなってしまうこともあります。

すべての受験は成功

「受験に失敗した」と親御さんやお子さんが思うことで、不登校になりやすくなります。

ですので、まずは「受験に成功した」と思わせることが大切です。

合格でも不合格でも、最後まで走り切った、それだけで受験は成功です。

ギフテッドでも発達障害のお子様でも、当日受験会場に行けた。それだけでも「満点」です。

お子様のメンタルや体調により、受験スケジュールも変わりますし、負荷をかけすぎると受験日を迎えられないこともありますので、何かご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。

ボイス カウンセラー
齋藤 唯衣(さいとう ゆい)

まとめ

ギフテッドや発達障害のお子様の中学受験の難しさ
発達障害やギフテッドのお子様の受験
私立校の難しさ
すべての受験は成功