カウンセリングにはカウンセリングセンターでの対面カウンセリング、インターネットを利用したオンラインカウンセリング、そして通話を利用した電話カウンセリングがあります。

その他、最近ではメールカウンセリングやSNSを利用したメッセージでのカウンセリングも増加傾向にあります。

メールカウンセリングサービス

メールカウンセリングサービスの利用者様のなかで多い理由は、「人と話すことが苦手」というお客様です。

人と話すことが苦手だからこそ、なかなか周囲に想いを伝えられずストレスを溜めてしまいがちです。

そういうお客様にとっては、対面でのカウンセリングやオンラインカウンセリングよりも、メールカウンセリングの方が、話がしやすい、想いが伝えやすい、というメリットがあるようです。

メールカウンセリングでは、自分の気持ちや状況を整理しながら時間をかけて文章にします。

ですので、なかなか言いたいことが上手く言葉にできないお客様にとっては、話すカウンセリングよりも書くカウンセリングの方が効果が得られやすいというメリットがあります。

また、カウンセラー側からしても、文面からお客様の状況や心情が理解しやすい、というメリットがあります。

メールカウンセリングは続けやすい

メールカウンセリングはオンラインカウンセリングと比べてゆっくりと進みます。それは、45分~60分かけお話をうかがうより、情報量が減るためです。

一見、デメリットのように感じますが、時間をかけお客様とやり取りをすることになりますので、その分じっくりとお客様もカウンセラーも情報を精査しながら考えることができます。

メールカウンセリングでは、その「考える時間」が、結果的に「自分と向き合う時間」につながります。

メールカウンセリングは精神的健康につながる

人と話すことが得意ではないお客様にとっては、数日おきにカウンセラーとメールでやり取りすることにより、精神的な健康をより良く保たれているお客様もいらっしゃいます。

カウンセラーは秘密保持契約がありますので他者にお話しが漏れる心配もなく、何でもお話し頂くことができます。

その特性を生かし、日常ではあまり言えないモヤモヤをメールでお話しされ、ストレスを溜めない工夫をされているご利用者様もいらっしゃいますし、悩みを相談し解決へのステップを踏むご利用者様もいらっしゃいます。

オンラインカウンセリングよりも敷居が低い

オンラインカウンセリングですと、ビデオ通話ということもあり、画面越しですが対面することになります。

顔が見えるということもあり、初めのうちは身構えてしまうこともありますが、メールカウンセリングでは顔が見えないためカウンセリングを受けやすいというメリットがあります。

また、価格的にもオンラインカウンセリングと比べると、若い方でも気軽に受けて頂ける価格となっておりますので、年齢の若い方でも気軽にお受けいただくことができます。

メールカウンセリングの効果

メールカウンセリングの効果は利用目的によりますが、ストレスケアや精神衛生を目的とした場合では、こまめにやり取りができるという点から比較的効果が得られやすい傾向があります。

ですが、抱えている問題が大きい場合にはオンラインカウンセリングより、メールカウンセリングの方が問題解決までの時間が必要となります。