お子さんが、「 学校友達いない ようだ。」と、とても心配される親御さん方が一定数いらっしゃいます。

登下校がひとりであったり、休み時間をひとりで過ごしていたり、放課後や休日にお子さんがどこにも遊びにいかないと、親御さんとしてはお子さんの友人関係が心配になるようです。

お友達が作れない原因

お友達がつくれない原因として、まずどう声をかけていいのかわからない、ということがあります。

「入れて」や「遊ぼう」と声をかければいいわけですが、引っ込み思案であったり、恥ずかしがり屋さんであったりすると、なかなか勇気をだして声をかけられないこともありますし、声をかけるタイミングがわからない、もしくは何て言えばいいのかわからない、ということもあります。

このような場合には、親御さんは学校にはいけませんので、担任の先生に相談し、入り方や声をかけるタイミングを教えてもらうなどのサポートをお願いすると、次第に声がかけられるようになるかもしれません。

やすみ時間は自分の好きなことをしたい

お友達を作れないわけではなく、そもそも休み時間や放課後は自分の好きなことをしたいというタイプのお子さんの場合には、ひとりで読書をしたり、折り紙を折ったりする方が楽しいというお子さんもいます。

このようなタイプのお子さんの場合にはムリにお友達と遊ばせる方が、本人にとっては我慢を強いられることになりますので、親御さんがあまり心配しすぎない方が賢明です。

お家が大好き

昔は、放課後は友達と遊ぶということも多かったかもしれませんが、現代の子供はお家が大好きで、放課後わざわざ外出したくないというお子さんもいます。

親御さんとしては、放課後や土日にお友達と遊ばない我が子を見ると、友人関係が上手くいっていないのではないかと心配になるかと思いますが、お子さんのなかには「やすみの日まで人に合わせるのが面倒。」というお子さんもいますし、「やすみの日ぐらい、好きなことをしながらお家で過ごしたい。」と、言うお子さんもいらっしゃいます。

大人同様、お子さんにも意思がありますので、お子さんの意思を尊重することが大切です。

サポートが必要な場合

周囲のサポートが必要な場合としては、お子さんが「友達が欲しいと思っているのに作り方がわからない」時です。

お子さん自身がお友達と遊びたいのに輪に入れず困っている時には問題をみつけ、解決せねばなりません。

ですので、お子さんの友人関係が希薄にみえる時には、その理由をお子さんに聞いてみると良いでしょう。

もし、お子さん自身が「自分の好きなことがしたい」というような理由で、お友達と遊ばないのであれば、そこにはちゃんとした理由がありますので心配し過ぎない方が良いのではないでしょうか。

ボイスカウンセラー
齋藤 唯衣(さいとう ゆい)

まとめ

うちの子、学校に友達がいないかもしれない?
お友達が作れない原因
やすみ時間は自分の好きなことをしたい
お家が大好き
サポートが必要な場合