公立小学校か 私立小学校 か迷われている場合は、私立小学校へ通うことが デメリット になるケースもあります。

小中高一貫で同じ私立学校へ通う場合はそれほどデメリットはありませんが、私立小学校から別の中学校を受験する予定のご家庭は私立小学校へ行くことがデメリットになることがあります。

小中高一貫校か小学校だけか

まず、気を付けなければならないことは進学希望をされている私立小学校が小学校だけか、小中高一貫校であるかという点です。

小中高一貫校の場合は中学受験の必要はありませんが、小学校しかない場合は中学受験をする必要がでてきます。

この場合は、基本的に小学校で中学受験対策をしてくれるケースがほとんどですが、稀に通塾を禁止する学校があります。

学校の中学受験対策だけで十分な場合は問題ありませんが、希望する中学校の受験対策が手薄な場合や、そもそも授業についていけない場合には通塾できないというのは頭の痛い問題になります。

通塾を禁止されている場合には、必要であれば家庭教師をお願いするご家庭が多くありますが、私立小学校の学費と家庭教師代というのはなかなかな額になります。

小中高一貫校だけれど中学受験を希望する場合

ご希望の私立小学校が小中高一貫校であるけれど、ステップアップのため中学受験に臨むご家庭もあります。

この場合、注意しなければならない点は一貫校では中学受験対策が行われないという点です。

ですので、進学塾に通うことになりますが、そもそも私立小学校は宿題量が多いという問題点があります。

特に「夏は受験の天王山」と呼ばれる6年生の夏期講習も、私立小学校の宿題量をこなしながら夏期講習を受けるのは至難の業です。

また、本格的に過去問題と弱点補強に取り組む秋も、私立小学校の宿題をこなしながらになりますので、物理的に厳しい状況になります。

それでも、中学受験を希望される場合には、お子さんの強いモチベーションが必要となるかもしれません。

中学受験を希望されている場合には、6年先の私立小学校と公立小学校のメリット・デメリットを考え、小学校を私立にするのか、公立にするのか慎重に検討されることをおススメします。

ボイスカウンセラー
齋藤 唯衣(さいとう ゆい)

まとめ

私立小学校へ通うデメリットとは?
小中高一貫校か小学校だけか
小中高一貫校だけれど中学受験を希望する場合