現代は女性の社会的な地位も高まり、一人で生活出来るだけの経済力があるため、女性の結婚願望も希薄になり、晩婚化が進んでいると言われています。

しかし、本当にそうなのでしょうか?

結婚して、幸せな家庭を築きたい…。そう願っている女性も多いはずです。

では、なぜ、結婚できないのか?

また、どうすれば結婚というゴールにたどり着けるのか、一緒に考えて行きましょう。

(1)男性との出会いがない

学生の頃と違って社会人になると異性と出会って、コミュニケーションを取れる機会がなかなか見つからないという話をよく耳にします。

そこで諦めてしまっては何も変わりません。

あなたが真剣になって、男性との出会いを求める気持ちがあるなら、幾らでも出会いの場所は見つけられるのです。

では、実際に結婚することが出来た女性がどのようなきっかけでパートナーと知り合ったか、幾つかの例を挙げてみます。

①合コン

合コンは気取らずに気軽な雰囲気で男女がコミュニケーションを交わせる場です。

お互いに自然体で話をする中で、あなたにとって魅力的に思える男性に出会える可能性も大きいでしょう。

②婚活アプリ、婚活サイト、婚活パーティー

お互いに交際や結婚をしたいという共通の目的を持った男女が出会う場ですから、相性や将来の生活設計、物事に対する価値観がマッチすれば、比較的、早い期間で結婚にまで発展することが多いようです。

③友達からの紹介

身近なお友達から、お付き合い出来そうな男性を紹介してもらうのも良い方法です。

これには大きな利点があります。

お付き合いが始まって、些細なことで喧嘩してしまった、すれ違いが起きてしまった…。本当は二人とも素直になって仲直りがしたいのに…。

そんな時、二人の共通の友人であるお友達が間に入って、仲直りの手助けをしてくれることもあるからです。

④趣味のサークルに参加してみる 、習い事をしてみる

共通の趣味や習い事を通じて男性とのお付き合いが始まるということもよくあります。

興味の関心が同じであれば、会話も弾みますし、二人の距離もすぐに近づきやすくなるでしょう。

(2)結婚を前提にお付き合いを始めてもなかなか長続きしない

交際するところまでには進めるのにいざ交際がスタートしてもそれが長続きせず、結婚までに発展しない。そんな悩みを抱えている方はいませんか?

お付き合いが深まって来るとそれまで気がつかなかった相手の欠点や価値観の違いが見えて来ます。

あるいは相手が自分の理想とは違っていた…。そういったことで別れてしまうケースもあるでしょう。

では、どうして交際がいつも長続きしないのか、その原因を見つめ直して行きましょう。

①交際相手の短所や欠点、価値観の違いを認められない

人はそれぞれ異なるパーソナリティー(人格)を持っています。考え方も違えば、物事に対する価値観も違います。

ですから、交際が進むにつれて、パートナーの欠点や短所が見えて来たり、価値観の違いに戸惑うのも自然な成り行きなのです。

また、その過程を通して、パートナーにここは直して欲しい、こんな人になって欲しいという不満や欲求も出て来ます。

そんな感情をあなただけではなく、相手の方も抱いているかも知れません。

それをお互いに言い出せないと些細なことをきっかけに衝突し、大喧嘩になり、決別してしまうこともあります。

交際を長続きさせるためには双方がパートナーとの関わりに折り合いをつけ、寛容な気持ちを持つことも大切なのです。

どうしても我満出来ないこと、許せないことがある場合には、そのことに対して話し合う機会を持つこともいいでしょう。

何よりもパートナーのことをよく理解し、受け入れる努力が必要です。

②相手に対する要求水準が高過ぎる

80年代のバブル期には結婚相手に対して求める理想として、「三高」という言葉が流行りました。

いわゆる高学歴、高収入、高身長の男性を理想の結婚相手の条件とする言葉です。

さすがに今の時代はそんな風潮もないと思いますが、あなたが求める結婚相手に対する条件が高過ぎることが交際が長続きしない原因になっていることはありませんか?

せっかく交際が順調に進んでいても、「私より、お給料が少ないのはちょっとなぁ…。もっと経済力がある人の方がいいなぁ…。」、「いい人なんだけど、見た目がねぇ…。もっと、素敵でカッコいい男性がいないかなぁ…。」など、不満を感じて別れてしまう…。

しかし、そういった現実を受け入れて、結婚しているカップルもたくさんいます。

妥協しましょうと言っているのではありません。一生を共にする伴侶ですから、結婚相手を決めるのに慎重になるのは当たり前なことです。

ただ自分が相手に求める要求水準が高ければ高いほど、あなたが結婚出来るハードルも高くなっているのです。

そんな時にはあなた自身の視点を変えてパートナーのことを見てみて下さい。

あなたが求めている理想に足りないところがあるかも知れません。

しかし、見方を変えて見るとそれを補うには十分なくらい魅力的な男性なのかも知れませんよ。

(3)交際期間は長いのに結婚まですすめない

交際期間は長いのに結婚するところまでには進めずにいるもう長い期間交際しているのにパートナーから結婚の話が出て来ないことにイライラしている女性も多いでしょう。

今は事実婚という形を取り、入籍せずに生活を共にするケースも増えていますが、女性心理からするときちんと入籍して家庭を築きたいという方も多いかと思います。

これには様々な理由が考えられますが、ここではそんな男性側にどんな心理規制が働いているのかを中心に見て行きたいと思います。

①束縛されたくない、一人の時間が欲しい

男性の立場からすると結婚することで必然的に色々な面で責任や義務を負うことになります。これは当然のことなのですが、それを嫌う男性もいます。

そんな男性は「結婚しない方がお互いに束縛されずに気楽だし、自由でいいじゃない。」となかなか真摯に結婚することに向き合ってくれません。

それは結婚に伴う責任や義務を負わずにいられる今の関係性がとても楽なのです。

あなたが今の状況に満足しているのなら話は別になりますが、真剣にパートナーとの結婚を視野に入れているのであれば、ストレートに結婚話を切り出す必要はありませんが、今後、二人の関係をどうして行きたいのか確かめるもいいでしょう。

あなたの問い掛けをきっかけにパートナーも結婚することに対して前向きに向き合うようになって来れるかも知れませんし、場合によってはのらりくらりとした曖昧な返事しか返って来ないことも考えられます。

もし、今の交際に疑問を感じているのであれば、まずは現在のあなたという存在がパートナーにとって、どれほど大切なものなのか確認することで、今のパートナーとの交際に対するあなた自身の答えを見つけて行きましょう。

②また、中には結婚すると自分一人の時間を持てなくなるのが嫌でなかなか結婚に踏み切ってくれない男性もいます。女性にも同じケースがあるようです。

あなたがいつもパートナーと一緒にいる時間を共有したいという想いが強くても、そのような場合には、一人の時間を作ってあげることを伝えて、パートナーを束縛しないように努めましょう。

そういった環境が当たり前になれば、パートナーが結婚してからも自分にとって、居心地の良い結婚生活が送れる相手として、あなたを受け入れてくれるようになるかも知れません。

ここまでなかなか結婚できない女性について、よくあるケースを見てきましたが、その他の理由で結婚に至らないケースも多々あるとあると思います。

ただ、今の現状をネガティブなこととして、一方的に受け取らないようにすることも大切です。

結婚出来ずにいるということであなた自身を責めたり、責任を感じる必要はないのです。

焦って結婚相手を見つけて、何とか結婚したのはいいものの、結局は相手と上手く行かず、早々と別れてしまった…。

そうならないためにも今は男性を見る目を養う期間だとポジティブに受け止め、心に余裕を持つように心掛けてみましょう。

私たちボイスはあなたが幸せな結婚を迎えられるように全力でサポートします。

ボイスカウンセラー
永吉 宏彰(ながよし ひろあき)

まとめ

結婚願望はあるのになかなか結婚できない女性の悩みについて
(1)男性との出会いがない
(2)結婚を前提にお付き合いを始めてもなかなか長続きしない
(3)交際期間は長いのに結婚まですすめない