多くの人は、悩みを抱えた時、カウンセリング を受けようとは思わないのではないでしょうか。

内容 が内容だけに人に話辛いことであったとしても、人に頼らず自分で解決しないといけないと思う方が大半です。

気落ちする日が増えていく、何もやる気がしなくなる、そういった症状が現れるまで放置してしまいます。

意外と自分のことはわからない

自分のことは自分が一番わかっていると考えがちですが、実は自分のことは意外とわからないものです。

何か悩みがある時に、「どうしてそうなってしまったのか」、「それについて自分はどうしたいのか」、そういうことがわかっているようで、実は気が付いていない事実がたくさんあります。

「どうしてそうなってしまったのか」それが分かる頃には、もう取り返しのつかない状態になってしまっていることもあります。それは、あまりにも悲しすぎます。

カウンセリングの効果

まず、ゆっくりお話をうかがうことで、自分自身の考えや気持ちを整理できるという効果があります。

それが、自分自身と向き合うことにつながり、「本当は自分はこんなことを考えていたんだ。」と、発見することもありますし、客観的に見ることで「自分の問題というより、相手の問題だったんだ。」と、気が付くこともあります。

そして、「どうしてそうなってしまったのか」そのポイント地点を探ることにより、今の問題が起きてしまったそもそもの原因がわかることもあります。

状況を打破するために

カウンセリングで「自分は本当はどうしたいのか」ということが明確になった後には、ゴールに向けて、「行動を起こす」という作業に変わります。

この行動の変化が吉とでることもありますし、あまり効果がなく、別の方法をカウンセラーと一緒に考え、試すこともあります。

このように、カウンセラーのサポートのもと、問題解決に向け歩むことになります。

解決したくない問題

なかには、「ただ、話しを聞いて欲しい」という方もいらっしゃいます。

そのような場合には、カウンセラーは話しを聞き、感情面で気持ちの整理をするお手伝いをさせていただきます。

何か悩みがあっても、解決できない悩みというものもあります。

解決はできなくても、おもいっきり話しをし、自分の感情を外に出すという作業はとても大切です。

心の中に秘め、ひとりで問題を抱えてしまうと、いつか心がパンクして気力がなくなってしまいます。

ですので、例え解決できないような問題であったとしても、人と話しをし、自分の感情を表に出すということは、必ず行って下さい。

カウンセリングを受けるべき内容

実際にカウンセリングを受けるお客様は、かなり追い詰められた状況になりようやくカウンセリングを受けるという選択をされる方が多いようです。

ですが、そのような状況に陥る前に、まだ問題や悩みが小さいうちにカウンセリングを受けられた方が、解決までの道のりもスムーズで早いという傾向はみられます。

ですので、どれだけ些細な悩みであったとしても、もしそれが心に引っかかるようでしたら、後々大きな悩みの種に変わる可能性がありますので、早めにカウンセラーに相談されることをおススメします。

ボイス カウンセラー
齋藤 唯衣(さいとう ゆい)

まとめ

カウンセリングを受けるべき内容って?
意外と自分のことはわからない
カウンセリングの効果
状況を打破するために
解決したくない問題
カウンセリングを受けるべき内容