小学校も高学年になると 学校 の 授業 に ついていけない 子供達がでてきます。
小学校1年生の頃はひらがなや足し算引き算などですので、それほど問題なくみえますが、小学校2年生になると掛け算が始まりますので、小学校2年生以降は少し注意しなければなりません。
小学校のつまずくポイント
まず、つまずくポイントとしては国語では漢字、算数では掛け算や割り算、分数、少数などがポイントとなります。
例えば、掛け算や割り算ができないのに、面積や体積を求めるような問題はとけません。
漢字の読み書きができなければ、教科書や問題文を読むことができなくなります。
3年生までは漢字や計算の基本問題ですので、そこは必ずできるように押さえておきましょう。
4年生以降は、3年生までに覚えた基本的な計算を使い、実際に面積を求めたり、割合を求めたりする問題に変わってきます。
国語に関しても、少し長めの文章を読み読解をしていくことになりますので、接続詞などの文法や漢字の読み書きができることが必須になります。
社会や理科のつまずき
社会は地理と歴史、政治が小学校で学ぶ範囲となります。理科は生物、化学、地学、物理が小学校で学ぶ範囲となります。
親御さんが小学校の頃とは違い、現在の小学校の理科・社会のカリュキュラム範囲は広域になっています。
ですので、復習を忘れると覚えきれず、ついていけなくなります。
小学生の場合、歴史はイメージが湧きづらいですし、政治に関しては親御さんがフォローしない限り、全くわからなくなってしまうこともありえます。
また、理科は暗記だけではなく、科学や地学、物理では計算が必要となりますので、一度わからなくなると、その単元を落とすことになります。
小学校の勉強は難しいのか
親御さんのイメージからすると「小学校の勉強くらい」というイメージかもしれません。
ですが、現在の小学校の各教科のカリキュラムは昔よりも広域になっています。
また、プログラミングや英語の授業が必須になったことにより、算数や国語の基礎に費やす時間が減ってしまっている、という現状があります。
ですので、昔より算数・国語・理科・社会に費やす時間が減った割りに、履修範囲が昔よりも広域になり内容も深くなったと、考えていただければわかりやすいかもしれません。
進学塾に通っているお子さんは教材がボロボロになるほど反復練習を行っていますので、学校の授業は問題なく受けられますが、塾に通っていないお子さんは反復練習を行う機会がないので、授業を受けただけの状態になってしまい、身に付かないということが起きます。
現在の小学校の授業内容は、授業を受けただけで良いというような簡単な授業ではありません。
ですので、塾に通っていない場合は、親御さんが勉強をみてあげないと、わからなくなってしまうのは必然かもしれません。
小学生のお子さんだけでは、まだ自分が何がわからないかもわからない、という状態になってしまうのは当然のことです。
ボイスカウンセラー
齋藤 唯衣(さいとう ゆい)
まとめ
学校の授業についていけない~小学生~
小学校のつまずくポイント
社会や理科のつまずき
小学校の勉強は難しいのか