食欲があるのは、自然なことだし生きる証でもあります。食事は大きな楽しみであって、喜びでもありますね。
しかし、暴飲暴食 が やめられない とひそかに悩んでいる人は意外にたくさんいます。
本来ならば、美味しかった!と、こころも身体も満足するところですが、食べだすと止まらないので、暴飲暴食がやめられないと、自己嫌悪に陥ります。
あなたは、無性にいらいらしてしまう。漠然と不安感を持つ。毎日がつまらない。などと思っていませんか?お酒の量が増えてきているなど。
ご自分でコントロールが効かなくなっていませんか?
暴飲暴食でこころのバランスをとっているのかもしれません。
やめようと思っているのなら、ぜひカウンセリングを受けてご自分と向き合ってみませんか?
あなたが、気がつかないこころの傷が暴飲暴食を招いているかもしれません。
自律神経のリズムが狂うと過食になります
暴飲暴食と一言で言っても人によってさまざまです。
昼間から、暴飲暴食というより、夜ゆっくりと時間がある時に、ついついたくさん食べて
飲んでしまっている場合が多いと思います。
昼間に過剰なストレスがかかっていると、交感神経が優位になっています。
人はゆっくりと休む時は、副交感神経が働きます。
食事を摂るのも、副交感神経です。
一日は交感神経と副交感神経のリズムがあります。
自律神経と言われているものですね。
身体を副交感神経に戻すために、交感神経が優位な人は、無意識に食行動をとるとも言わ
れています。
生活に幸福を感じていますか?
生活に喜びや、充実感がないと、どこかにそれを求めます。
食べることは手軽に幸せ感を感じられます。
食べると快ホルモンが放出するように脳は出来ているからです。
食べて血糖値が上がると満腹感を感じるようになっていて、食事を終わりにします。
でも、アルコールは食欲の抑制が効かなくなります。
そして、嗜好に走りやすくなります。
肝臓はアルコールの処理に追われ、血液にブドウ糖を送れなくなっています。
低血糖状態になっているので、たくさん食べてブドウ糖を確保しようします。
そうやって自分ではコントロールが効かなくて、食べすぎてしまうのです。
基本的には、規則正しい生活を送っている人は、だいたい食べる量や、質など自分のペ
ースを保って、健康に生活しています。
暴飲暴食になっている人は、生活の時間が不規則で、食事の時間が定まらない人が多いで
す。
自然な栄養の欲求を満たしていますか?
食事の質が悪い場合、人は摂れる食事の内容で、栄養を摂ろうとするので、例えばスナック菓子が好きな人は、スナック菓子から人に必要なタンパク質をとるために、多量にスナック菓子を食べます。
本当はお肉や魚を食べればいいのに、身体にその栄養が入ってこない状態だと、スナック菓子にある少ない栄養を摂るために多量に食べなければなりません。
お米しかない時代にたくさんお米を消費していたのと同じです。偏った栄養により、たくさんの量を身体が要求する場合もあります。
極端な例ではありますが、同じものばかりしか食べていませんか?まずは、食べ物の内容の見直しが必要かもしれません。
ストレスに負けないこころとは?
暴飲暴食は、身体に大きな負担をかけます。
肥満になり、生活習慣病になってしまうと、後戻りできなくなります。
失った機能は戻りません。
病気になって薬や通院に時間とお金をかけるようにならないためにも、健康管理が大事で
すね。
睡眠 運動 栄養 は、身体の健康を維持するためには、とても重要です。
そして、こころの健康にも、目を向けて下さい。
ストレスは誰にでも、感じるものです。
ストレスを感じると、人はなんらかの手段でそれを解消しようとします。
しかし、慢性的なストレスでは、それを見逃し、さらに、追い打ちがかかるように違うス
トレス源が発生します。
こころは重くのしかかるストレスをなんとか持ちこたえているのですが、ある日その我慢の限界がきます。
良い人と言われる人こそ注意が必要です。良い人は人に迷惑がかかると思って自分を後回
しにします。
自分のこころの状態を知り、どのように対応していけば良いのか、いっしょにお話ししま
せんか?
まずはこころを軽くしませんか?
身体を守ることは、こころを守ることだと思います。
ボイスカウンセラー
片桐 かおり(かたぎり かおり)
まとめ
暴飲暴食 やめられないのはなぜなのか?
自律神経のリズムが狂うと過食になります
生活に幸福を感じていますか?
自然な栄養の欲求を満たしていますか?
ストレスに負けないこころとは?