「最近、物忘れが気になる、突然怒り出す、ふらつきがある、介護 のこともあるし、一度 病院認知症 の検査を受けてもらい。」

そう考えていても、親がさんがなかなか首を縦に振らない・・・。

このような場合はどうしたら良いのでしょうか。

念のため検査を受けてみよう!

特に80歳以上のご高齢の方は認知症を恥ずかしいこととして捉えている方もいますし、閉鎖病棟に閉じ込められる、というイメージをお持ちの方もいます。

また、なかにはホームに入れられるのではないかと、疑心暗鬼になられる方もいらっしゃいます。

ですので、いくら検査をすすめても「大丈夫だから。」と、言われてしまいますし、場合によっては「滅多なことを言うモノじゃない。バカにしているのか!」などと叱られてしまうこともあります。

ですので、なんだか様子がおかしいと思ったら、「認知症の検査」というよりは、「歳も歳だから脳梗塞も心配だし、一度検査を受けてみない?何もなければ、何もないに越したことはないし、私も安心だから。」と、提案してみてください。

あくまで、問題があるから検査を受けるというよりは、「お父さん、お母さんには長生きして欲しいから、私の安心のために検査を受けて欲しい。」と、いうスタンスをとってみてください。

それでも、検査を拒否するかもしれませんが、「認知症の検査」というよりはハードルはさがります。

かかりつけのお医者さんにお願いする

ご高齢の方は、高血圧などで通院されていたり、持病で通院されている方も多くいるかと思います。

そのような場合は、かかりつけのお医者さんに相談し、お医者さんの方から検査をすすめてもらうと、スムーズに検査を受けてくれることもあります。

家族から言うと喧嘩になってしまい話がすすまない場合には、かかりつけの先生に「先生の方から検査をすすめてもらえませんか。」と、一度相談してみてください。

家族なのに理解してくれない

例えば、母親の方が認知症の心配がある場合、そのことを父親に相談しても理解してもらえないことがあります。

これは、常に一緒にいるからこそ、その状態に慣れてしまい、鈍感になっている可能性も考えられますし、年相応の物忘れだと自己判断している可能性もあります。

また、よくよく話してみると父親の方も認知症を疑わないとならないような状態であることもあります。

ですので、認知症が疑われる方のパートナーの発言はあまり信用しすぎてはいけません。

おかしな言動があるには、認知症以外の病も考えられますので早めに対処しましょう。

ボイスカウンセラー
齋藤 唯衣(さいとう ゆい)

まとめ

認知症で介護が必要なのに病院に行ってくれない
念のため検査を受けてみよう!
かかりつけのお医者さんにお願いする
家族なのに理解してくれない