・中学受験の大変さ
・発達障害やギフティッドの中学受験
・中学受験においての親の心構え

中学受験の大変さ

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中学受験の大変さとしてまず挙げられるのは、家庭学習の時間の確保です。

小学校も高学年になると6時間授業になります。そして、夕方から21時頃まで塾に通い22時頃帰宅をすると、そこから学校の宿題や塾の宿題を始めることになります。

そうなってくると、いかに効率よく学習を進めるかが中学受験におけるポイントとなります。

とはいえ、小学生ですから大人のようにテンポよく学習をすすめることは困難です。気分がのらない日も、疲れてやりたくない日もあります。

そして親子喧嘩が勃発する日もありますし、家庭全体の雰囲気が険悪になってしまうこともあります。

ボイスでは、どうしたら親子喧嘩が勃発せず、勉強に取り組むことができるのか、親御さんと一緒に考えさせていただきます。

発達障害やギフティッドの中学受験

発達障害やギフティッドの中学受験は定型発達のお子さんとは違う苦労があります。

学校選びも慎重になりますし、まずその子が生きていける道を考えなければなりません。

学問、芸術、スポーツなど、その子が得意とする分野に特化した学校を選ばないといけませんし、また学校の校風やそこに通っている子ども達の雰囲気がお子さんに合う学校を選択しなければなりません。

また、発達障害の場合は発達に凸凹がありますので、凹の部分をどう埋めるのかがカギになります。

また、ギフティッドの場合には反復練習を嫌う傾向があります。

その他にも、発達障害やギフティッドのお子さんの場合は、体力的問題、長時間に及ぶ学校や塾などの集団生活におけるストレスなど、学習以外の場面で困難さを抱えることもあります。

過集中や注意散漫、気温差における体調不良などもあり、定型発達のお子さんよりも親御さんのサポートが必要となります。

ボイスでは、お子さんの状況をうかがい、どうストレスを減らし、学習を継続することができるのか、親御さんと一緒に考えさせていただきます。

中学受験においての親の心構え

はじめはお子さんの将来の選択肢を増やすために通い始めた進学塾というご家庭も多くありますが、まず驚くことはその大変さかと思います。

一昔前は、学校の勉強とプラスα少し勉強ができれば受けられた中学受験ですが、最近では高校受験の6割~7割もカバーするほどの範囲の広さと、それ以上の奥の深さがあります。

浅く広くならまだしも、深く広い範囲を短時間で学習しないといけないので、どうしても親の力が必要になります。

ですが、子ども達自身、長時間の学校と塾生活で疲れていますので、スムーズに家庭学習をすすめることがなかなかできません。

また、親御さんも仕事と家事、育児で疲れていますので、子ども達のダラダラした態度を見ると、どうしても腹が立つものです。

「家の子には受験は向かない。」、「受験勉強で喧嘩になるくらいなら、いっそ塾を辞めさせよう。」、そう考えてしまう親御さんはたくさんいますし、進学塾を休会するご家庭もあります。

「他の家の子供はちゃんとやっているのに。」、そう思いがちですが、現実はほとんどのご家庭で同じような状況が起きています。

中学受験では、子ども以上にストレスを感じるのは親御さんです。

お子さんと真剣に向き合う親御さんほどより強いストレスを受けますので、ボイスでは親御さんのイライラや嫌になりそうな気持ちをうかがい、少しでも前向きな気持ちになれるようお手伝いをさせていただきます。

コラム

中学受験は、ほかの受験とは違い親子人三脚でなければ進められないご家庭がほとんどです。

だからこそ、親御さんは「本当に受験させるべきなのだろうか。」、「家はやりきれないかもしれない。」、「受験勉強よりも家族と過ごす時間を大切にした方が良いのではないだろうか。」、「子供にとっての幸せとはなんだろうか。」などなど、さまざまな悩みを抱えています。

それほど中学受験とは特殊な世界であり、人からの共感がえぬくい世界でもあります。まずは、ご家庭のなかで足並みがそろっていなければ「親の情報戦」と言われる中学受験ではやり抜けません。

このカテゴリーでは、家族が不仲になることなく、すすめられる受験勉強のやり方や、受験生だからこそ抱える悩みについてお伝えしていきます。