小学校高学年になると夏休みは夏期講習があり、学校の 夏休みの宿題終わらない ということが起きます。

低学年、中学年のうちは夏期講習の日程が短いので学校の宿題をやる時間がとれますが、6年生になると夏休み期間がほぼ毎日夏期講習ですので、夏期講習期間中のテストの準備や苦手分野の克服に時間を使い、学校の夏休みの宿題まで手が回らなくなります。

夏は受験の天王山

夏は受験の天王山と言われるように、夏休みが長時間受験勉強に没頭できる最後の機会となります。

苦手分野の克服やこれまでの積み残しをここで解消することになりますし、6年生においては基礎学力を固める最後の場にもなります。

とにかくやらなければならいことも、やりたいことも多いのが6年生の夏期講習ですので、なかなか学校の宿題までこなせないというのは自然なことです。

夏休みの宿題は夏休み前に取り組む

学校の夏休みの宿題は配布されたらすぐに取り組みましょう。

学校によっては夏休み前に宿題を配布する学校もありますし、夏休みに入る直前に宿題を配布する学校もありますので一丸には言えませんが、もし夏期講習の初日より前に学校の宿題が配布されるようであれば、なるべく夏期講習が始まる前に少しでも多く終わらせるようにしましょう。

お盆休みを一日利用する

6年生の夏期講習期間中でもお盆休みが数日あります。

お盆休みのすべてを学校の夏休みの宿題に使うことはできませんので、1日、もしくは2日ほどは学校の夏休みの宿題にあてると、だいたいの宿題は終わります。

算国理社は問題なく終わるでしょうが、英語や家庭科、体育、総合と言った分野は普段勉強する時間が取れない分、少し手こずるかもしれません。

そういう分野に関しては、親御さんが一緒に考えてあげても良いと思います。

また、工作や自由研究、習字や絵なども「何をするのか」というアイデアを出す段階くらいまでは、親御さんが一緒に考えてあげても良いかもしれません。

「何をやろう?」と、考えているだけで1日が終わってしまうこともありますので、段取りや時間配分に関しては、子供任せにせず、親御さんも協力してあげると、それほど遅れがでず予定をこなしていけるはずです。

読書感想文に関しては、6年生は本を読んでいる時間がない場合もありますので、写真集や短めの本を選び、感想文を書くようにすると、多少時間の短縮になります。

夏期講習終了後

夏期講習が終わると1週間ほど夏休みが残ると思います。

学校の夏休みの宿題が終わっていない場合は、この期間に夏休みの宿題を終わらせることになります。

ですが、どこの塾でも8月末か9月の頭に模試などのテストがありますので、前期の復習や夏期講習の復習をしなければなりません。

ですので、あまり学校の夏休みの宿題ばかりに時間を取り過ぎないように気を付けましょう。

ボイスカウンセラー
齋藤 唯衣(さいとう ゆい)

まとめ

学校の夏休みの宿題が終わらない~夏期講習で手一杯~
夏は受験の天王山
お盆休みを一日利用する
夏期講習終了後