結婚できない男性にはいくつか特徴があります。コミュニケーション能力が乏しい、ありのままの自分で良いと思い込んでいる。女性に対する考え方の許容範囲が狭いなどがあげられます。

コミュニケーション能力が乏しい

結婚できない男性のなかにはコミュニケーション能力に問題を抱えている方々が存在します。

・自分のことばかり話す
・自分の意見が正しいと押し付ける
・一問一答で会話が成立しない

このなかでも、女性側からすると一番疲れてしまうのは「一問一答で会話が成立しない」タイプです。(どのタイプも女性からすれば心の底から疲れてしまうタイプではあります。)

女性側が気を使って一生懸命質問をし、それに対して男性が答える。その後、男性は会話を続ける努力をするわけでもなく、会話のリードを女性に任せてしまう。

こういう男性とは、会話だけじゃなく、メッセージすら続けることが困難です。

そして、陰では、
「質問攻めにされた。」
「自分のことは一言も話さず、人のことばかり根掘り葉掘り聞く。」

そのような陰口を叩く男性もいます。

もしかしたら、こういう男性は女性が無理をして会話を続けようと、頭をフル回転させ質問を考えているなんて思いもよらないのかもしれません。

会話はふたりで作り上げるものです。一問一答ではなく、会話を続ける努力も男性には必要です。

一方的に女性が質問をし、男性が答える。これでは、女性側も気を使い疲れてしまいますし、そのうち質問も尽き、会話もメッセージも途切れてしまいます。

もし、本当にパートナーを探しているのでしたら、相手とコミュニケーションをとる努力を惜しんではいけません。

ありのままの自分を好きになって欲しい

結婚できない男性のなかには「ありのままの自分を好きになって欲しい。」と、話す方がいます。

なかには、婚活パーティーにジャージやラフな格好で参加する男性もいるほどです。

会話の内容も元カノや前妻の悪口であったり、養育費を払っていないという話であったり、とても婚活にふさわしいと言える内容ではない場合もあります。

「それがありのままの自分だから、それを受け入れろ」、という意味なのかもしれませんが、これではありのままどころか、社会常識やマナーさえありません。むしろ、他者に対し失礼な行為です。

「ありのままの自分」を知ってもらうためには、まずTPOや社会常識を守り、失礼を働かないようにしなければなりません。

結婚は一生のことですので、本気で社会常識がないのか、的が外れているだけなのか、そんな賭けにかける人間は男女ともにほぼいないでしょう。

決して、高価なモノを身に着ける必要はありません。髪をとかし、ヒゲをそり、清潔感のある服を着、汚れてくたびれていない靴を履くだけでいいのです。

そして、元彼や前妻の悪口ではなく、目の前にいる女性との会話を楽しめばよいのです。会話が苦手でも、一生懸命に話す男性の言葉には女性は耳を傾けます。

女性に対する考え方の許容範囲が狭い

これは、40代中盤からの男性にみられる傾向ですが、特に実家暮らしをされている男性は家事や炊事をやったことがない、という方々が存在します。

それ自体は問題ではないのですが、問題はこの先も家事や炊事の練習をする気もなく、女性にはなるべく仕事を続けることを希望し、自分の年収を聞かれることを失礼だと思う。そういう方々は、なかなか結婚できない可能性があります。

確かに人の年収を聞くことは失礼なことのように感じますし、「年収で判断されたくない、人柄で判断して欲しい。」と、いう男性の気持ちはわかります。

ですが、女性は現実的な生き物ですので、妊娠したとき、また子供が生まれたとき、自分が仕事のできる状態なのかわかりません。

そして、妊娠期間を無事に過ごせたとしても、生まれた子供が双子の場合も、障害がある場合もあります。また、もしかしたらご両親の介護の心配がでてくる年齢なのかもしれません。

そうなったとき、どちらかが仕事を辞めないといけなくなる可能性も考えられます。ですが、もし男性に家事能力もなく、家族を養うだけの年収もなかったら生活はどうなるのでしょうか?

例えば、男性に家事炊事能力があれば、年収が低くても、お互い働きながら家事炊事、子育て、介護を助け合ってこなしていくことができます。

ですが、男性に家事炊事能力もなく、家族が暮らしていけるだけの年収もあるのかもわからない場合、これはもう不安しかありません。

お互い若ければムリもできるかもしれませんが、30代、40代であればムリがきく年齢ではなくなり始めています。

だからこそ、女性は年齢を重ねれば重ねるほど慎重になってしまいます。

女性が年収などを聞くと、「贅沢したいんだろ」と、考える男性もなかにはいますが、そうではなく女性は、あなたとの結婚生活の設計をしたい場合がほとんどです。

それによって、自分が仕事を続けられるのか、いざという時は辞めないといけないのか、などを考えなければなりません。

男性が思っている以上に、女性の人生は結婚によって大きく変わるのです。

男性が恋人感覚で婚活をしているとしたら、なかなか結婚できないのは仕方のないことです。

家事炊事、子育て、介護をしてさらに仕事までこなすスーパーウーマンはどこにもいません。

結婚できない男性は、もう少し女性に対し寛容な考え方をするか、自分自身も生活能力がつくよう努力をするしかありません。

もし、自分は結婚したいけど女運が悪くて結婚できない、男運が悪くて結婚できないと、悩んでいる方はすぐにご相談ください。

本当に運が悪いだけなのか、他に原因があるのかをさぐり、もし改善点があるのなら改善していきましょう。それだけで、結婚に一歩近づきます。

ゆったり構えていると時はすぐに過ぎてしまいます。

ボイスカウンセラー
齋藤 唯衣(さいとう ゆい)

まとめ

結婚できない男の特徴~男性に年収を聞くのは失礼?~
コミュニケーション能力が乏しい
ありのままの自分を好きになって欲しい
女性に対する考え方の許容範囲が狭い