
恋人との過ごし方
倦怠期~恋人同士の交際あるいは結婚生活がスタートして、三か月、半年、一年が経過すると、始めに抱いていたドキドキ感がなくなり、パートナーとの価値観の違いやそれまで気がつかなかった相手の欠点が見え始め、いわゆる倦怠期に突入するケースが多いと言われています。
倦怠期という言葉の響きって、ネガティブなイメージですよね?
しかし、恋愛関係において、誰もが経験しなくてはならない通過点であることをまず理解しましょう。
自分と物事の価値観がまったく同じで完璧な人間なんて存在しないんです。
その点を踏まえて、パートナーとの折り合いをつけ、お互いを認め合うことが恋愛関係を維持していくことの秘訣です。
また、倦怠期を乗り越えることで恋愛関係をより良く、成熟したものに出来るのです。
では、ここで倦怠期に入ってしまった時の対処方を幾つか、ご紹介します。
①お互いに抱えている不満を率直に話し合う
倦怠期に入る原因として、パートナーに対する不満が蓄積するケースも多いようです。
そんな時には心の中でただ悶々としているより、お互いに直してもらいたいところや要望を真摯に率直に話し合ってみましょう。
ただし、この時に気をつけなければいけないことは決して感情的にはならないことです。
売り言葉に買い言葉。お互いに罵倒し合うのは余計に関係性を悪くしてしまいます。
冷静な態度で普段抱えている不満をお互いに話し合うことで、パートナーもあなたの言葉に真剣に耳を傾け、あなたも自分では気づいていなかった相手への接し方の問題に気づくことが出来るはずです。
そうすることにより、今まで以上にお互いに対する理解も深まって行きます。
②共通する趣味を見つけたり、新しいことにチャレンジする
倦怠期はお互いの交際関係がマンネリ化する時期でもあります。
交際当初は新鮮な気分でお付き合いをしていたカップルもその期間が長くなれば長くなるほど、新鮮な気分も薄れて、お互いの関係性がマンネリ化する傾向にあります。
交際を始めた頃にはオシャレに気を使ったり、女性であれば、念入りにメイクをしていたのに気がついたら、ノーメイクで服装もジャージやパジャマ姿でも平気になっていた…。
そんな風になってはいませんか?
それではお互いに興ざめしてしまいますよね。
もし二人の関係がこのような状態になっていたなら、新鮮な関係性にリセットしてみましょう。
お互いに共通する趣味を見つけてみるのも、そのために有効な手段です。
二人が一緒になって夢中になったり、有意義にパートナーとの時間を共有するのはマンネリ化を打破する上でとても大切なことです。
また、今まで行ったことのない場所でデートしてみたり、今までやったことのないことを相手にやってみてあげるのもいいでしょう。
思わぬサプライズはきっと、パートナーにとって嬉しい贈り物になるでしょう。
女性の方なら、メイクを変えてみたり、今まで見せたことのないファッションに挑戦することで相手の知らなかった新しいあなたの側面をアピールする機会を作ることが出来るかも知れません。
③パートナーと少し距離をおいて、お互いの関係性を見つめ直してみる
もしあなたがパートナーに対して、「何か違うな」と感じたり、交際していることに疑問を持った時には、意識的に少し距離を置き、一人になって客観的に二人の関係を見つめ直すことも大切です。
実際にパートナーと過ごす時間が多ければ、ふとした疑問が生まれた時にも、なかなか、その疑問を冷静になって考える時間が持てなくなります。
そのような時には敢えてパートナーとの距離を置き、その疑問について考えてみることもいいでしょう。
一人で過ごす時間の中で、いつもは鬱陶しい、イライラさせられると思っていたパートナーがいなくて寂しく感じたり、恋しく思ったりするのであれば、それがあなたの本当の心の声なのです。
離れてみて初めて、あなたにとってのパートナーの存在の大きさに気がついたり、距離を置くことで、再び相手に会う時には、新鮮な気持ちで向かい会うことが出来る効果もあるのです。
恋愛問題についてはこれが正解というものはありません。
世の中には様々な恋愛の形があります。
そして、一人でそういった問題に悩まれている方も多いと思います。私たち、ボイスにそんなあなたの悩みを解決するお手伝いさせて下さい。
ボイスカウンセラー
永吉 宏彰(ながよし ひろあき)
まとめ
恋愛関係の問題について~パートナーとの素敵な関係性~
恋人との過ごし方
①お互いに抱えている不満を率直に話し合う
②共通する趣味を見つけたり、新しいことにチャレンジする
③パートナーと少し距離をおいて、お互いの関係性を見つめ直してみる